CRYPTIQINTELLIGENCE
価格を取得中…
ニュース解説相場・マーケット

アメリカン・ビットコイン、Q3純利益1億2600万ドル 売上は予想下回る

公開 文: 出典: CoinDesk、The Block、Bitcoin Magazineコメント
アメリカン・ビットコイン、Q3純利益1億2600万ドル 売上は予想下回る
画像: AI生成イラスト

アメリカン・ビットコインが2026年第3四半期決算を発表し、純利益は約1億2600万ドルとなりました。前四半期の純損失から黒字に転換しましたが、利益の大半は保有するビットコインの評価益によるものです。本業の採掘売上は約6340万ドルで、アナリストの予想を下回りました。

この記事のポイント

  • アメリカン・ビットコインの2026年第3四半期純利益は約1億2600万ドル
  • 純利益の主因は保有するビットコインの評価益で、本業の採掘収益ではない
  • 採掘売上は約6340万ドルで、前四半期から減り、アナリスト予想を下回った
  • 採掘1BTCあたりのコストは約4万2100ドルに上昇した
  • 9月30日時点の保有量は約8427BTCで、1株あたりのサトシ数は約5%増えた

基本情報

企業名American Bitcoin Corp.(アメリカン・ビットコイン)
証券コードABTC(Nasdaq)
決算期2026年第3四半期(7〜9月)
発表日米国時間2026年11月4日(水)
純利益約1億2600万ドル(前四半期は5720万ドルの損失)
採掘売上約6340万ドル(前四半期は約6700万ドル)
保有BTC約8427BTC(9月30日時点)
親会社Hut 8 Corp.(過半数を保有)

記事作成時点の価格

記事作成時点(2026/11/05 20:50)の価格。出典: CoinGecko最新の価格ではありません(時刻は日本時間)。

銘柄価格(米ドル)価格(円)24時間の変化率
BTCビットコイン$80,308¥12,720,091+2.21%

第3四半期の純利益は保有BTCの評価益が主因

アメリカン・ビットコイン(ABTC)は、米国時間の11月4日(水曜日)に2026年第3四半期(7〜9月)の決算を発表したと報じられています。CoinDeskによると、純利益は約1億2600万ドルで、前四半期の5720万ドルの純損失から黒字に転換しました。ただし、利益の大部分はビットコインの保有資産を時価で評価した際の評価益で、同四半期の評価益は1億9730万ドルに達しました。

一方、本業にあたる採掘事業の売上は約6340万ドルで、前四半期の約6700万ドルから減少しました。アナリストの予想も下回りました。採掘量は約891BTCと、前四半期の約932BTCより少なくなっています。採掘1BTCあたりのコストは約4万2100ドルと、前四半期の約3万6500ドルから上がりました。夏場の電力価格の上昇が影響したとされています。

売上総利益は約2580万ドルで、利益率は41%でした。前四半期は約3300万ドル、49%でした。

保有量と1株あたりのBTC保有量の推移

同社によると、9月30日時点のビットコイン保有量は約8427BTCで、6月末の約8002BTCから約425BTC増えました。この保有量には、採掘機器の購入契約に関連してBitmainに差し入れている約3090BTCが含まれています。

経営陣が重視する指標は、1株あたりのサトシ(1億分の1BTC)の数です。約1万989から約1万1572へと約5%増えました。同社は、株式の追加発行や公開市場でのビットコイン購入を行わずに増やしたと説明しています。この計算には、今年7月2日に実施した1対15の株式併合も反映されています。

利益の質と採掘事業の収益性をどう見るか

今回の黒字は、ビットコイン価格の上昇による評価益に支えられている面が大きいと言えます。評価益は価格に左右されて変動するため、本業の採掘事業が電力コストの上昇をどこまで吸収できるかが焦点になります。採掘1BTCあたりの売上は約7万1100ドルで、前四半期の約7万1900ドルからわずかに下がりました。採掘コストが上がったことで、売上との差は縮まっています。

親会社のHut 8 Corp.も同じ日に第3四半期決算を発表し、採掘事業をアメリカン・ビットコインに移すとともに、ビットコインの売却資金を自社株買いに充てていることを示したと報じられています。

トランプ家はこの事業の立ち上げに関わっており、以前の報道では同家の出資比率は約20%とされています。ただし、この比率は今回の決算資料で確認できた数字ではありません。

今後の確認ポイントと残る論点

今回の資料では、ビットコイン価格が今後どう動き、評価益が続くかどうかは示されていません。次の決算では、電力価格の推移、採掘効率の改善、採掘量の回復が確認点になります。評価益を除いた本業の利益が黒字になるかどうかも、今後の数字で見ることができます。

よくある質問

Q.アメリカン・ビットコインの第3四半期の純利益はいくら?
A.CoinDeskの報道によると、2026年第3四半期の純利益は約1億2600万ドルで、前四半期の5720万ドルの純損失から黒字に転換しました。利益の大部分は保有ビットコインの評価益によるものです。
Q.採掘事業の売上は前四半期と比べてどう変わった?
A.採掘事業の売上は約6340万ドルで、前四半期の約6700万ドルから減少しました。採掘量の減少と夏場の電力コストの上昇が影響したとされ、アナリストの予想も下回りました。
Q.アメリカン・ビットコインの親会社はどこ?
A.親会社はHut 8 Corp.で、アメリカン・ビットコインの過半数を保有しています。トランプ家の出資比率は以前の報道で約20%とされていますが、今回の決算資料で確認された数字ではありません。

出典・参考情報

関連ニュースを探す:BTC

コメント

コメントは利用者個人の意見であり、投資助言ではありません。売買の勧誘・紹介コード・外部サイトやDMへの誘導は禁止です。(ガイドライン)