CRYPTIQINTELLIGENCE
価格を取得中…
ニュース解説規制・税制未確認情報を含む

米下院民主党、SEC権限拡大の仮想通貨市場構造法案を協議

公開 文: 出典: CoinPost、Bitcoin Magazine、Decryptコメント

未確認情報を含みます。この記事には、公式に確認されていない報道・噂の段階の情報が含まれます。今後の公式発表で内容が変わる可能性があります。

米下院民主党、SEC権限拡大の仮想通貨市場構造法案を協議
画像: AI生成イラスト

米下院の民主党が、2027年1月に始まる新議会で仮想通貨市場の新たな規制法案をまとめる案を協議していると、CoinPostがエレノア・テレット記者の報道として11月6日に伝えた。SEC(米証券取引委員会)の監督権限を広げ、CFTC(米商品先物取引委員会)の役割を限定する内容が検討されていると報じられている。一方で業界関係者は否定的な見方を示しており、法案の条文はまだ公表されていない。

この記事のポイント

  • 米下院民主党が、新議会で仮想通貨市場構造法案をまとめる案を協議している
  • 検討案はSECの監督権限を広げ、CFTCの役割を限定する内容だと報じられている
  • トランプ大統領ら政府高官の仮想通貨関連の活動を対象とする倫理条項も追加される見込み
  • 業界関係者は否定的な見方を示し、トランプ大統領の拒否権もあり先行きは不透明

基本情報

報道元CoinPost(エレノア・テレット記者の報道を引用)
主体米下院民主党
対象仮想通貨市場構造法案(協議段階、条文は未公表)
監督権限SECの権限拡大、CFTCの役割は限定的とする検討案
倫理条項トランプ大統領ら連邦政府高官の仮想通貨関連活動が対象の見込み
前法案クラリティー法案、9月の上院採決で賛成49・反対50
拒否権トランプ大統領が今後2年間保持

民主党が検討する市場構造法案の概要とSECの役割

テレット記者によると、民主党が検討しているのは、マキシン・ウォーターズ下院議員が2025年にクラリティー法案の修正案として示した「仮想通貨投資家・消費者権利章典」を土台とする新たな市場構造法案である。

報道によれば、顧客資産の保険に準じた補償や月次の準備金証明に加え、トランプ大統領ら連邦政府高官の仮想通貨関連活動を対象とする倫理条項も追加される見込みだ。監督ではSECの権限が強まり、業界関係者はCFTCの役割がほぼなくなるとみている。

ただし、この検討案は複数の業界関係者から聞いた話に基づくもので、議員側から正式に示されたものではない。Bitcoin Magazineも、条文はまだ公開されておらず、詳細は業界関係者の情報に頼っていると伝えている。

クラリティー法案の経緯と9月の上院採決での否決

現行のクラリティー法案は共和党主導で、下院では可決された。しかし9月の上院採決では賛成49、反対50となり、審議入りに必要な60票に届かなかった。民主党議員は全員が反対していた。

クラリティー法案は、CFTCがデジタル商品の取引を中心に規制する設計が採られていた。これに対し民主党案はSEC中心に組み替える点で大きく異なるとされ、業界が支持してきた枠組みが逆戻りするとの見方もある。

業界には、ゲンスラー元委員長の時代にSECがコインベース、リップル、クラーケンを証券法違反の疑いで提訴した経緯がある。そのため、拡大された権限を将来のSECが強く行使することへの懸念も残っている。

拒否権と共和党の反発が示す法案成立の不透明感

トランプ大統領は今後2年間拒否権を保持しており、覆すには共和党の相当数の賛成が必要になる。共和党関係者は、民主党案を政治的な主張を示すための「メッセージング法案」だと批判している。

民主党の戦略担当者の一人は、DeFi(分散型金融)が主要な争点の一つになり得ると指摘した。運営を認めるのか、従来の仲介業者と同様の規制を課すのかという根本的な問いに、業界が再び向き合う可能性があるという。

同担当者は、この案が2029年の市場構造法案の再挑戦や、将来の民主党政権の規制方針の土台になり得るとも述べたと報じられている。

今後の確認ポイントと新議会での論点

現時点で法案の条文は公開されていない。今後はSECとCFTCの権限配分、倫理条項の対象範囲、DeFiの扱いが主な論点になるとみられる。

民主党は中間選挙で上下両院の過半数を確保し、1月に始まる新議会で案をまとめる方針を協議している。ウォーターズ議員は下院金融サービス委員会の次期委員長に就く見通しとされ、今後の動きが注目される。

よくある質問

Q.民主党の新法案はいつ議会に提出される?
A.報道では、2027年1月に始まる新議会で新たな市場構造法案をまとめる案が協議されているとされる。ただし現時点で条文は公表されておらず、提出時期は明らかにされていない。
Q.民主党案で最も大きく変わる点は何か?
A.報道によると、SECの監督権限を広げ、CFTCの役割をほぼなくす点が現行のクラリティー法案と大きく異なるとされる。政府高官の仮想通貨活動を対象とする倫理条項の追加も見込まれている。
Q.法案が成立するには何が必要?
A.法律として成立するにはトランプ大統領の署名が必要とされる。大統領は今後2年間拒否権を保持しており、覆すには共和党の相当数の支持が必要とされている。

出典・参考情報

コメント

コメントは利用者個人の意見であり、投資助言ではありません。売買の勧誘・紹介コード・外部サイトやDMへの誘導は禁止です。(ガイドライン)