Solana Labs傘下Leap、トークン化株式と暗号資産のiPhone向けβ版を公開

Solana Labsの新会社Leapは、トークン化された株式やETF、金属、通貨、暗号資産を一つのアプリで取引できるベータ版を、iPhone向けに先行公開したと報じられている。ソラナ(SOL)上の取引はJupiterを通じて実行され、ローンチ時点で同社の手数料は設けられていない。
この記事のポイント
- Solana Labs傘下のLeapがiPhone向けベータ版を先行公開した
- 株式・ETF・金属・通貨・暗号資産を一つのアプリで扱える仕組み
- 取引はJupiterを経由し、各取引はオンチェーンのスワップとして実行される
- ローンチ時点で自社手数料はなく、将来の手数料はSOLの買い戻しと焼却に充てる計画
- トークン化株式は米国人や英国などの一部地域では利用できないとされる
基本情報
| 提供元 | Solana Labs傘下の新会社Leap |
|---|---|
| 対応端末 | iPhone(早期アクセス)、Androidは準備中 |
| 公開方法 | Appleの公開TestFlightプログラム経由 |
| 取引対象 | トークン化株式、ETF、金属、通貨、暗号資産 |
| 取引経路 | Jupiterを経由して取引をルーティング |
| 手数料 | ローンチ時点で自社手数料なし(ネットワーク費用は別途) |
| 提供外地域 | 英国などの制限地域では利用不可 |
記事作成時点の価格
記事作成時点(2026/11/06 06:00)の価格。出典: CoinGecko最新の価格ではありません(時刻は日本時間)。
| 銘柄 | 価格(米ドル) | 価格(円) | 24時間の変化率 |
|---|---|---|---|
| SOLソラナ | $89.85 | ¥14,179 | -5.20% |
Leapのベータ版iPhoneアプリで何ができるか
The Defiantの報道によると、Solana Labs傘下の新会社Leapは木曜日、モバイル取引アプリのベータ版を公開した。アプリでは、トークン化された株式、ETF、金属、通貨、暗号資産を一か所で、時間を問わず、各種の制限を条件に取引できるとされている。現在はAppleの公開TestFlightを通じたiPhoneの早期アクセスで提供され、Android版は準備中とされる。英国などの制限地域では利用できない。
アプリの特徴として、リサーチチームが相場を動かすニュースを選び、報じられた時点の価格チャート上に表示する機能がある。また、入金、出金、取引、手数料のすべてを対象に損益を追跡し、各ポジションの損益分岐価格も示す。取引は米ドル建てで金額を入力し、各取引はオンチェーンのスワップとして執行される。
Dialectの開発チームとSolanaの技術的な背景
Leapを開発したのは、Solana Labsが今年買収したDialectのチームとされる。Dialectは、ブロックチェーン上の取引を共有可能なリンクに変えるSolana ActionsとBlinksを2024年に公開したほか、Xのcashtags機能の開発にも関わったと報じられている。同社はLeapを、ミームコインの短期売買とは異なり、より情報に基づいた長期的な判断を望む利用者向けに位置付けている。
Leapはインフラにhelius、市場データにBirdeyeを使うとされる。ゼネラルマネジャーでDialectの創業者でもあるChris Osborn氏は、Alpenglowと呼ばれる合意形成の刷新により、Solanaでは取引の確定に約150ミリ秒しかかからないと述べた。Alpenglowは、Solanaの確定時間を大幅に短縮することを狙った設計とされている。
トークン化株式の広がりと残る論点
トークン化株式はSolanaなどでも広がりつつある。報道では、Securitizeが米Nvidia、Apple、Amazonの株式をトークン化してSolanaに持ち込んだとされる。一方で、OKXとICEが計画するトークン化株式の取引場について、56社が自社株式の取引に異議を唱えているとも報じられている。
Leapの手数料は当面かからず、将来の手数料はSOLの買い戻しと焼却、紹介プログラムの原資に充てる計画だという。初期の順番待ち登録者は「Founders Club」と呼ばれ、招待した利用者の取引手数料の30%、その利用者の紹介からの5%を得る仕組みが示されている。これらは計画段階の内容である。
日本の利用者がこのアプリを利用できるかどうかは、報道では示されていない。トークン化株式は国や地域によって規制や提供条件が異なるため、利用前には提供元の利用規約と、居住地での規制を確認する必要がある。
よくある質問
- Q.Leapのアプリはどのスマホで使える?
- A.報道によると、現在はiPhoneでAppleの公開TestFlightを通じた早期アクセスが提供されている。Android版は準備中とされ、提供時期は示されていない。英国などの制限地域では利用できない。
- Q.Leapの取引手数料はかかる?
- A.ローンチ時点ではLeap自身の手数料は設けられていないが、ネットワークの費用やルーティングにかかるコストは発生する。将来の手数料はSOLの買い戻しと焼却、紹介プログラムに充てる計画とされている。
- Q.トークン化株式は米国人も取引できる?
- A.報道では、トークン化された証券は米国人や、ほかのいくつかの主要市場のユーザーは利用できないとされている。対象国の詳しい一覧は報道では示されていない。
出典・参考情報
- The DefiantSolana Labs、iPhone向けベータで暗号資産とトークン化株式を開放
原題: Solana Labs’ Leap Opens iPhone Beta for Tokenized Stocks and Crypto
- DecryptSolana Labs傘下のLeap、トークン化株式と暗号資産取引用モバイルアプリをβ版ローンチ
原題: Solana Labs’ Leap Launches Mobile App for Trading Tokenized Stocks and Crypto
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