Bull Bitcoin、入出金と売買にPayjoinを導入 取引所として初めてと発表

Bitcoin Magazineは、カナダ発のビットコイン取引所Bull Bitcoinが、入金と出金、さらに売買にPayjoinというプライバシー技術を導入したと報じた。同社は、ビットコイン取引所として初めての取り組みだと説明している。BULL Walletを使ったオンチェーンの売買は既定でPayjoinになり、取引所側でもPayjoin取引が利用できるようになるという。
この記事のポイント
- Bull Bitcoinが、ビットコインの入金・出金にPayjoinを選べる仕組みを追加した
- BULL Walletのオンチェーン売買は既定でPayjoinになると報じられている
- Payjoinは取引の金額や送信元を推測されにくくするビットコインのプライバシー技術
- 初の取引所対応だという主張に対し、第三者による検証は報道では示されていない
- 導入時期の詳細や対象地域は、記事の時点では明らかにされていない
基本情報
| 銘柄 | ビットコイン(BTC) |
|---|---|
| 取引所 | Bull Bitcoin(カナダ発) |
| 発表元 | Bitcoin Magazine(企業発表をもとに報道) |
| 報道日 | 2026年11月6日 |
| 新機能 | Payjoinの入金・出金、Payjoin取引 |
| 自己管理ウォレット | BULL Wallet(無料、オープンソース) |
| 創業 | 2013年、カナダ |
記事作成時点の価格
記事作成時点(2026/11/06 03:20)の価格。出典: CoinGecko最新の価格ではありません(時刻は日本時間)。
| 銘柄 | 価格(米ドル) | 価格(円) | 24時間の変化率 |
|---|---|---|---|
| BTCビットコイン | $75,886 | ¥11,966,976 | -5.80% |
Payjoinの入出金と売買への対応の中身
Bitcoin Magazineによると、カナダ発のビットコイン取引所Bull Bitcoinは、取引所の入金と出金にPayjoin(ペイジョイン)を選択肢として導入したと発表した。同社は、ビットコイン取引所として初めての取り組みだと説明している。
同社はあわせて、自己管理型ウォレットBULL Walletを通じたオンチェーン取引を既定でPayjoinにする「Payjoin-by-default」と、取引所側でPayjoinを使う「Payjoin取引」の2つの仕組みを打ち出した。
Payjoinは、取引の入出力を第三者が追跡しにくくするビットコインのプライバシー技術だ。ビットコインの取引履歴は公開されており、送金額や釣り銭の出力先から利用者の行動が推測されやすい。Payjoinは送信者と受信者の間で取引を共同で組み立てることで、こうした推測を難しくする。ビットコインのプロトコル自体を変更する必要はなく、ウォレットや取引所が対応することで広がる仕組みとされる。
Bull Bitcoinの概要とBULL Walletの開発経緯
Bull Bitcoinは2013年にFrancis Pouliot氏がカナダで創業した会社で、報道によると、ビットコイン専業の取引所としては世界で最も長く運営されている。非カストディアル型で、カナダや欧州、中南米の利用者が暗号資産を自分のウォレットに直接購入し、銀行口座へ売却できる仕組みを提供している。同社は外部からの出資を受けず、自己資金で運営を続けているという。
同社が開発するBULL Walletは無料で利用でき、オープンソースで公開されている。報道によると、2024年12月にはPayjoinの第2版(V2)プロトコルを組み込んだ世界初のビットコインウォレットになった。その開発はPayjoin Dev Kitの開発チームやDan Gould氏と連携して進められ、その後、Payjoin Foundationが設立されている。今回の機能はその成果を取り入れたものとされる。
個人の利用者と取引所にとっての論点
報道では、BULL Walletでオンチェーンの売買を行うたびに自動的にPayjoinで取引が組まれるため、利用者のウォレット内に分散したUTXO(未使用の取引出力)をまとめやすくなると説明されている。将来的に送金の手数料を抑えられる可能性がある、という見方だ。ただし、手数料がどの程度下がるかは取引量や状況によるため、記事の時点では具体的な数字は示されていない。
一方、同社は取引所が非カストディアル型であるため、売買のたびにオンチェーン上の痕跡が残るとしている。Payjoin取引は、この痕跡から金額や売買の傾向が読み取られるのを防ぐ狙いだと説明されている。プライバシーの向上が規制当局の監視や不正対策との関係でどう評価されるかは、報道からは明らかになっていない。
今後の注目点と確認しておきたい点
記事の時点で、Payjoinの導入時期の詳細、対象となる国や地域の範囲、取引手数料の変更の有無などは明らかにされていない。Payjoinの普及は、他のウォレットや取引所が対応するかどうかに左右される。今後は、他の取引所やウォレットが同様の対応を発表するかどうかが注目される可能性がある。
利用者は、公式発表の内容や対象サービスの利用条件を確認したうえで、自分の利用状況に照らして判断することが求められる。
よくある質問
- Q.PayjoinはどのようなBitcoinのプライバシー技術ですか?
- A.Payjoinは、送信者と受信者が取引を共同で組み立てることで、取引の金額や釣り銭の出力先を外部から推測されにくくする仕組みです。ビットコインのプロトコルを変更せず、ウォレットや取引所が対応することで利用できます。
- Q.BULL Walletでの売買はいつからPayjoinになりますか?
- A.報道では、BULL Walletの内蔵取引所を通じてオンチェーンで売買するたびに、Payjoinが既定になると説明されています。導入時期の詳細は、記事の時点では明らかにされていません。
- Q.Bull Bitcoinはどの地域の利用者が対象ですか?
- A.報道によると、同社はカナダ、欧州、中南米の利用者に向けてサービスを提供しています。今回のPayjoin機能の対象地域は、報道では明らかにされていません。
出典・参考情報
- Bitcoin MagazineBull Bitcoin、Payjoin対応の初のビットコイン取引所に
原題: Bull Bitcoin Becomes First Exchange to Add Payjoin Privacy Deposits, Withdrawals, and Payjoin-by-Default Trading
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