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モスクワ取引所、12月1日からビットコイン(BTC)取引を開始へ

公開 文: 出典: Bitcoin Magazine、CoinDeskコメント
モスクワ取引所、12月1日からビットコイン(BTC)取引を開始へ
画像: AI生成イラスト

ロシア最大の取引所であるモスクワ取引所が、12月1日からビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、テザー(USDT)の取引を始めると発表した。Bitcoin Magazineによると、個人投資家の購入にはテストの合格と年30万ルーブルの上限が設けられる。制裁対象の清算機関を経由するUSDTの扱いは、現時点で明らかにされていない。

この記事のポイント

  • モスクワ取引所が12月1日からBTC、ETH、USDTの取引を開始すると発表したとBitcoin Magazineが報じた
  • 非適格投資家は購入テストに合格したうえで、年30万ルーブル(約3,700ドル)までに購入を制限される
  • USDTは米国の制裁対象となった清算機関を経由するため、発行体テザーの対応が論点として指摘されている
  • 取引はパイロット段階から始まり、海外で行われてきた取引を国内の監督下の市場へ移す狙いがあると分析されている

基本情報

取引所Moscow Exchange(モスクワ取引所)
対象銘柄BTC、ETH、USDT
取引開始12月1日(パイロット段階として開始)
取引時間モスクワ時間6時50分〜23時50分(日本時間12時50分〜翌5時50分)
個人の上限年30万ルーブル(約3,700ドル)、単一の証券会社経由
適格投資家購入額の上限はない
清算全国清算センターが全取引を清算する

記事作成時点の価格

記事作成時点(2026/11/06 01:20)の価格。出典: CoinGecko最新の価格ではありません(時刻は日本時間)。

銘柄価格(米ドル)価格(円)24時間の変化率
BTCビットコイン$76,507¥12,084,640-5.11%
ETHイーサリアム$2,262¥357,323-7.28%

モスクワ取引所、12月1日にBTCなど3銘柄の取引を開始へ

Bitcoin Magazineによると、ロシア最大の取引所であるモスクワ取引所は、12月1日からビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、テザー(USDT)の取引を始めると発表した。同取引所はこれを、ロシアで初めての組織化された暗号資産市場と位置づけている。

取引は当初パイロット段階として始まり、参加者は準備が整い次第順次接続する方式になる。既存の会員や、暗号資産を投資や決済に使っている顧客・事業者から関心が寄せられていると同取引所は説明している。取引には既存の株式市場の技術と取引時間が使われ、モスクワ時間の午前6時50分から午後11時50分まで行われる。日本時間では午後0時50分から翌日午前5時50分にあたる。

個人投資家の購入上限は年30万ルーブル、適格投資家は上限なし

Bitcoin Magazineは、非適格投資家が購入前にテストに合格する必要があり、年間の購入額は30万ルーブル(約3,700ドル)までに制限されると報じている。購入は1つの証券会社を通じたものに限られ、適格投資家には上限がかからない。

取引の清算は同取引所の清算部門である全国清算センターが行う。保管は、ロシアの制度で新たに設けられたパートナーのデジタル保管機関を通じて行われる計画だと報じられている。主要規定は9月1日に施行された連邦法第282-FZ号に基づいており、国内決済での暗号資産利用は引き続き禁じられている。

制裁対象の清算機関が持つUSDTの扱いが論点に

米財務省は2024年6月、モスクワ取引所と全国清算センターを、ウクライナ戦争をめぐるロシアの金融システムへの制裁の一環として指定した。このため、顧客のUSDTを保有する清算機関は制裁対象の主体となる。

テザーは、米財務省の制裁リストに関連するアドレスのウォレットを凍結することがあると報じられている。一方で、取引所もテザーも、この点について公には見解を示していないとされる。USDTはドルに連動するトークンで、ビットコインやイーサリアムと異なり発行体が残高を凍結できる点が、今回の取り組みで改めて注目されている。

ロシア国内の取引をどこまで国内市場に取り込めるか

Bitcoin Magazineは、今回の上場がロシア投資家の海外取引所や個人間取引(P2P)による取引を、国内の監督下にある市場へ移す狙いを持つと分析している。直近の動きとして、証券規制当局に暗号資産の監督権限が移されたことや、中央銀行がSberbank(ズベルバンク)に暗号資産関連業務の免許を与えたことが報じられている。

今後の焦点は、購入上限やテストが個人投資家を海外の取引所から国内市場へ戻せるかどうかにある。また、制裁対象となった取引所に海外の流動性がどこまで入るのかも、現時点では明らかにされていない。

よくある質問

Q.モスクワ取引所のビットコイン取引はいつから始まる?
A.12月1日から始まると同取引所が発表したと、Bitcoin Magazineが報じている。当初はパイロット段階として始まり、参加者は準備が整い次第順次接続する方式になる。
Q.個人投資家の購入上限はいくら?
A.非適格投資家は年30万ルーブル(約3,700ドル)までで、単一の証券会社を通じた購入に限られると報じられている。購入前にはテストに合格する必要がある。
Q.取引される暗号資産は何がある?
A.開始時点ではビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、テザー(USDT)の3銘柄とされる。今後はロシアや国際的な商品も加わる見込みだと同取引所は説明している。

出典・参考情報

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